思い出トヨタ　ハイエース | 札幌トヨペット株式会社

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思い出トヨタ
ハイエース

ハイエースは、1967年10月に発売した「トヨエース」より小さい新型のキャブオーバータイプの乗用車・商用車として誕生しました。
誕生以来、日本をはじめアジア、中近東、オセアニア、アフリカ、中南米など世界の国々で使用され、高い信頼性と広い室内・優れた使用性が評価されています。

ハイエースの名前の由来

語源はトヨエースに由来し、英語で「高級な」「より優れた」という意味の「High」と「Ace」を組み合わせた名前です。

初代　ハイエース　

『「人間」を中心に考えた初めての商用車』
―1967年

初代ハイエースは、1967年10月に発売した「トヨエース」より小さい新型のキャブオーバータイプの乗用車・商用車として登場しました。
モデル構成は、デリバリーバン・ワゴン・コミューター・トラックの4系列。
当時の商用車とは異なり、流れるような曲面を多用したボディパネルは、都会美に溶け込む洗練されたデザインと称されていました。

当時の私たち

■初の「建国記念日」
■ツイッギー来日。日本にミニスカートブーム到来
■東京キー局、カラーテレビ本放送開始
■ラジオ番組「オールナイトニッポン」が放送開始

2代目　ハイエース

『荷台の広さは仕事の広さ』
―1977年

2代目ハイエースは、初代の登場から9年4か月後ぶりにフルモデルチェンジしました。
「輸送効率の徹底的追求と人間性重視との調和」を開発テーマとし、機能性・居住性・安全性が向上しています。
また、デザインを一新すると同時に、バンとコミューターでは標準・ロング・スーパーロングの3種類、トラックはシングルキャブ・ダブルキャブ・オープンバン・パネルバンの4種類で、さらにロングバンには両側にスライドドアを備えた5ドア、スーパーロング系にはハイルーフ仕様も用意されるなど、初代よりもさらにバリエーションが豊富になりました。

当時の私たち

■王貞治がホームラン世界記録756号を達成、国民栄誉賞第1号受賞
■カラオケブーム　
　カラオケの語源：伴走だけ録音（＝空のオーケストラ）を略した言葉
■日本赤軍による日航ハイジャック事件
■ピンク・レディーのヒットソングが続出（渚のシンドバッド、ウォンテッド、S.O.Sなど）

3代目　ハイエース

『フルモデルチェンジのハイエース』
―1982年

3代目ハイエースは、1982年12月に発売が開始されました。ただし、このときフルモデルチェンジしたのは、ワゴン・バン・コミューターのワンボックスモデルのみとなり、トラックは2代目から変更されず継続生産となりました。
当時は高級志向が強まり、ハイエースも居住性・快適性の向上を図り、最上級グレードとして「スーパーカスタム　サン&ムーンルーフ」を新設定し、リヤサスペンションにはコイルスプリングを用いた4リンク式が採用されました。
また、バンには日本初の乗員と荷物の量に応じてシートを動かせる3ウェイシートを持つ3／6／9人乗りが設定され、コミューターには豪華装備のGLグレードが追加となりました。

当時の私たち

■東北新幹線・上越新幹線　開業
■500円硬貨発行
■ソニーが世界初のCDプレーヤー「CDP-101」を発売
■テレホンカード使用開始
■「森田一義アワー笑っていいとも!」が放送開始
■ソウルオリンピック開催

4代目　ハイエース

『トヨタのもう一つの最高級車』
―1989年

世の中がバブル経済に沸く1989年に4代目ハイエースは登場しました。
新型エンジンの投入による動力性能の向上に加え、社会の高級志向の需要に呼応し、内・外装や装備が豪華なものとなりました。
これ以降、ワゴンは高級ワンボックスRVとして成長する一方、バンは使い勝手のよい商用車として確立していきました。
また、この時からハイエースはアウトドアレジャーにも幅広く活躍するクルマとしても認知されるようになりました。

当時の私たち

■昭和天皇崩御、昭和から平成に
■消費税施行、税率は3%
■任天堂が「ゲームボーイ」を発売
■幕張メッセで東京モーターショー初開催
■銀行、郵便局など金融機関の週休2日制スタート

5代目　ハイエース

『新基準のビジネスパッケージ』
―2004年

2004年8月に、15年ぶりのフルモデルチェンジをした5代目ハイエースが登場しました。
先代から高級ワンボックス乗用車としての需要が高まるワゴンと、商用車としての使い勝手の良さを追求するバンに明確に枝分かれしつつありましたが、今回のモデルチェンジを機に、ワゴンのスーパーカスタム系は2002年5月にデビューした「アルファード」に統合されました。

アウトドアでも大活躍

シートをフルフラットのベッドにして車中泊ができたり、大きなキャンプ道具やサーフィンなどの長尺物などを運ぶことができるクルマとして幅広いユーザー層から支持されています。

当時の私たち

■アテネオリンピックで日本選手大活躍、当時メダル獲得数最多の37個
　この年の流行語に、北島康介の「チョー気持ちいい」がノミネート
■日本で新デザインの紙幣が発行（1万円札が福澤諭吉、5千円札が樋口一葉、千円札が野口英世）
■ニンテンドーDSとプレイステーション・ポータブルが発売され、大ヒットに
■シアトル・マリナーズのイチローがシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新
■運転中の携帯電話使用が罰則対象に